AZの旅行日記~序章~
普段TRPG(クトゥルフ)で一緒に遊んでいるお友達と一緒に旅行へいってきました。その旅が楽しかったので、自分用のメモも含め日記を書いてみることにします。
!注意!
代役にうたプリキャラ(女体化)を使いますが、あくまで”代用であること”をご理解ください。
>TRPGについて
>クトゥルフについて
ある日のこと、メンバー内である提案が成されていました。それは…
「ゲームオフ会で京都に行かない?」
引きこもりゲームのオフ会会場を、誰かの家ではなく京都にしないか、というもの。わたしたちがしているのは、お家の中で遊べるアナログ式RPG。京都へわざわざ赴いて、引きこもりゲーム……?????? そんなの…そんなの…
\いくぅ~~~~!!/
お友達と京都も観光できて、オフセッションも出来るなんて…贅沢すぎる!わたしはちゃっかりしっかり「3月12日にお誕生日の人がいます」とアピールをし、旅行日とお誕生日がかぶるように催促をしたのでした…笑。
というわけで行ってきました京都へ…!
【旅行メンバー紹介】
わたしと来栖
マイペース甘えんぼ女とその彼ぴっぴ。STR(筋力)もDEX(俊敏性)もない。
ゲームのプレイスタイルは『いのちだいじに』。対人ではあざといと言われるドライモンスター。
れいちゃんと嵐ちゃん
マイペース甘えんぼ女その2とそのお姉ちゃん。顔がうるさい。
プレイスタイルは楽しさ重視で常識にとらわれないルーニータイプ。善人。
翔ちゃん
マイペースクール女。でも面倒見はいい。わたしとお誕生日が一緒。
プレイスタイルは『がんがんいこうぜ』。発狂はゲームの花!NPCは肉癖!なドライモンスター。
なっちゃんとゆじゅゆ
とにかくマイペースな女とその好きな人。でも面倒見はいい。
プレイスタイルは普通なのに、元がど天然なので…そういうことです。
レンちゃん
とても優しいが故に、マイペース女たちに振り回される運命に身を置く女。写真撮影が異様に上手い。
プレイスタイル云々より、周囲に振り回されている記憶しかない。
個性豊なメンバーだけどみんな仲良しで、ほぼマイペースです。
3月11日 出発の日
住んでる地方が近いレンちゃん、なっちゃんと一緒に新幹線で京都へ行きました。本当は翔ちゃんも近いのだけど、翔ちゃんは前日かられいちゃんのお家へお泊り、二人で京都駅へ向かうようです。
行きの新幹線でさっそく「クトゥルフをしよう!」とワンセッションプレイしました。KP(キーパー)はレンちゃん、PL(プレイヤー)はわたしとなっちゃんです。PC(プレイキャラ)はその場でぱたぱた用意しました。
その結果…
探索者(PC)の職業は火星探索者とシスター。偶然にもおじようじょの組み合わせでセッションをすることに。
「なんで!?」 A.PLがマイペースだから。
ホラーミステリー、謎解きあり戦闘ありの脱出系シナリオを上の二人で探索することに…。二人でせっせと探索を進めるうちに、おじさんばかりが核心に近づき、幼女はことごとく探索に失敗。それでもなんとか脱出ヒントになる手がかりを探します。探し…さが……
おじさん「小屋の外へ出ましょう!あちら側へ向かいます」
幼女「は、はい…!(?)」
よく分からないまま、おじさんが何か分かったことだけを悟っておじさんについていく幼女。クトゥルフはダイスの目によって結果が左右します。なので、出目が悪い時はとことんなにも情報が出ないままシナリオが進むこともあります…笑。
因みに、小屋の中で情報を探していたおじようじょですが、おじさんに火星での出来事を聞き、興味津々になりすっかり懐いてしまうという微笑ましいエピソード付きの探索でした。
他にも、おじさんが幼女を庇うためにその大きな体に抱え込み、茨を進み一人傷つく事や、
逆に、発狂し狂気に陥ったおじさんを幼女がなだめることも。
そんなこんなで色々なハプニングに驚かされつつも二人は無事に脱出できたのでした。
\やった~~~~!!/
…………そして、幼女は自身の身体に違和感を覚えます。
\…………え、/
やがて幼女は意識を手放します。そこで幼女視点のシナリオはエンディングを迎えました。そしておじさん視点はというと……一緒に車に乗って脱出した筈の幼女の姿はそこになく、幼女がいたシートには自分たちに襲いかかり、やっと逃げることのできた化物の姿が…………。というところで、このシナリオは両者視点共に終わります。その後は物語としてはえがかれず、クリア報酬の手続きを始めます。
クトゥルフというのは、謎をどの程度解き、どんな行動を起こしたかによりエンディングはがらりと変わります。そこが面白いところなのですが、まさかこんなエンドが待ち受けていたなんて。わたしとなっちゃんは、KPのレンちゃんに種明かしをせがみました。
実はこのシナリオ、最初から化物になるために身体になにか侵食されていたみたいです。そして一定数HPを削ることで、侵食していたいわゆる「毒」を取り除くことが出来るのです。しかし、おじさんはその善意で幼女のことを庇い続けていたため、幼女は一切傷つくことなくエンディングを迎え、目の前の人間を襲う、幼女としての自我のない化物と成り果てたのでした。わたしは好きです。
そうこうしているうちに新幹線は京都駅へ。ここでれいちゃんと翔ちゃんと合流です。どんなわくわくが待っているんだろうと、わたしはレンちゃんとなっちゃんに着いていくのでした。
待ってろ京都!