AZの旅行日記~映画村へ行こう~
はじめによんでね:AZの旅行日記~序章~ - AZ日記
3月11日 映画村へ行こう
京都駅にてれいちゃん、翔ちゃんと無事に合流できたわたしたちは『東映太秦映画村』という場所へ行くことにしました。具体的に言うと、行こうという提案にただただ乗っかるだけのひよこをしました。
因みにわたしは何を勘違いしたのか『太宰治村』に行くのだと勘違いしてしまいました。そんな村はありません。
翔ちゃん「そんな村本当にあったら俺は行きたい」
わたし「えーっと、本当は…太宰映画村…?」
翔ちゃん「いや、違ったと思うけど…何映画村だっけ…」
太宰治村に引っ張られすぎて、本来の名前を忘れてしまったわたしと翔ちゃん。ああでもないこうでもないと、INT(知力)の低さを露呈していると、偶然その場に居合わせたおばあちゃんが教えてくれました。ありがとうおばあちゃん。京都いいところ。
因みに、わたしとなっちゃんは行き掛けに「ちゃんちゃい(3才)」の双子という設定でレンちゃんをママと呼んで甘えんぼしていました。
「なんで!?」
翔ちゃん「じゃあ俺もちゃんちゃい~!」
わたし「わぁい、じゃあ三つ子だね~」
れいちゃん「じゃあぼくちん、ごちゃい~✩君たちはお姉ちゃんの言う事をよく聞いてね~!」
(ごちゃい=5才)
そしてマウントをとりたがるれいちゃん。こうしてレンママの育児奮闘記in京都が幕を開けたのでした。嘘です。
映画村へ到着
映画村へ入村して一番初めに目に入ってきたもの…それは、
と、とうらぶさんだ~~!!!
刀剣乱舞の特設コーナーでした。ここに集まりしはオタク女。吸い寄せられるようにそこへ行き、写真撮影大会を始めるのでした。この村ではいろんな作品とコラボしているようです。プリキュアもありました。わたしはどちらかと言えばこっちサイドです。
映画村では、このようなコラボイベントも楽しめるし、江戸時代のような町並みを楽しみながらお散歩をすることもできます。初めて訪れた場所でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
素敵なフォトスポットもたくさんあり、半日だけで100枚程もぱしゃぱしゃしちゃいました。(レンちゃんが。)
百聞は一見に如かずです。とりあえず見てください。
入口はまだ近代的とはいえ、時代が変わるだけで異国情緒を感じてしまいます。そしてこちらの写真を見れば分かると思いますが、わたしは写真を撮るのがとても下手です…!なのであんまり写真は撮りませんでした…。
どーん!
レトロな乗り物があったので窓から顔を覗かせて並びます。女子会~~!という感じの一枚ですね。女の子らしい一枚です。以降、このような写真は残念なことに全くありませんでした。
(撮影はレンちゃんなので、レンちゃんだけいません。)
ずら~り
みんなでたぬきの真似っこです。何故かドヤ顔のれいちゃん。そして首を傾けすぎのなっちゃん。(とても楽しそう。)
にかっ!
「他を抜く」とかけて商売繁盛の縁起物になっているみたいです。歴史は意外と浅いみたいですが、今ではすっかり有名なたぬきです。
また、村のいたるところに顔ハメ看板があるので楽しい写真がたくさん撮れます。
ばーん!
わたしの絵で隠すのがもったいないほどの、えげつない顔を披露してくれたれいちゃんとなっちゃん。悪代官の生まれ変わりなの…?顎を出すのがポイントなのでしょうか…この二人、とくにれいちゃんはすぐに顎をしゃくれさせます。
どどん!
…………?
なんでれいちゃん阿部さんになってるの…?なっちゃんは…、そのすっぱい顔…馬?
見守る二人。(をこっそり撮っていたレンちゃん。)
この他にもたくさん面白い顔ハメ看板がありました。屋内、屋外至る場所に設置してあります。どんな顔をはめ込むか、センスと人間性を問われますね。面白かったです。
コラボメニューもたくさんありました。こちらはとうらぶコラボのメニューで、兄者さんと、ひ…ひじ?ぴざ?ぴざまよ…?さんのわらび餅です。オタ充もしっかりしていきます。いろんな食事処もあって、まだまだ探検余地がありそうです…!じゅるり。
古典的ないじわるに引っかかるわたしと、いじわるれいちゃん。
今度はしっかりれいちゃんの手首を握って逃がしません。とっても美味しいわらび餅ゲットです…!
れいちゃん「もうしないよぉ~~!」
さてはて、そんなわたしたちが選んだお昼ごはんは……。施設の中にあったレストランです。メニューはカレーとおうどんが中心で、どれもおいしそうです。
レンちゃん視点の食卓なのですが…お分かりいただけるでしょうか。なんと、5人中4人がお子様ランチなのです…!
「なんで!?」
ちゃんちゃいとごちゃいなので仕方ありません。
※店員さんにお伺いしたところ、わたしたちも頼めるメニューでした。
翔ちゃんとわたしは「お子様カレー」、なっちゃんとれいちゃんは「チャンバラジュニア」です。名前がかっこいいぞチャンバラジュニア。
来栖もどうぞ…!
こちらのお子様カレー、名前の割にわたしにはとてもボリュームのあるものでした。お子様メニューなのでちょうどいいかなと思ったのだけど…、少食の女の子には少し多いかもしれません。食べきれなかったのはわたしだけだったので、普通に食べれる人なら大丈夫かな。ちなみに、恐らく甘口だったのですがとても辛く感じました。隣で食べていた翔ちゃんは甘い甘いと言って唐辛子をかけてたけれど。(お子様カレーに何を求めてるのよ翔ちゃん…。)
残ったカレーは隣(翔ちゃんとは反対側)にいたれいちゃんが知らないあいだに食べてくれていました。ご飯を残したくなかったからありがたい。
れいちゃん「甘党なのになんでカレー頼んだの」
わたし「……ぐぬ」
わたしがメニュー選びに迷っていた時に、翔ちゃんが「一緒にカレー食べよう」と誘ってくれたからです。一緒に食べたかったの。そしてわたしは、辛いものが苦手であるにも関わらず辛いものを食べたがるという、あまのじゃくな舌の持ち主でもあるのです。これは自分でも何故だか分かりません。
みんなで食べるご飯はとっても楽しくていいものです。食べるのが遅いわたしは、みんなの話を楽しく聞いてゆっくり食べることができました。
翔ちゃん「見ろよ、チャンバラジュニア組のおやつカブトムシの餌じゃね?」
わたし「ほ、ほんとだ~!」
れいちゃん「ちがうよ~~!!」
※ゼリーでした
食休みの後はまた移動するようです。次はどこに行くのだろうと、わくわくが止まりません。
オマケ
わたしの撮った忍者の写真です。下手っぴにも程がある。
それにしても、ここまで書いてみるとレンちゃんはカメラマン保護者みたいですね。でも実は彼女も甘えん坊なのか、わたしの帽子や、アウターのフェイクファーをずっとふわふわ触ってきたり、腕を組んできたりとかわいい一面もあります。まるで小さな子どもみたいでかわいいです…笑。
つづく …のかな
AZの旅行日記~序章~
普段TRPG(クトゥルフ)で一緒に遊んでいるお友達と一緒に旅行へいってきました。その旅が楽しかったので、自分用のメモも含め日記を書いてみることにします。
!注意!
代役にうたプリキャラ(女体化)を使いますが、あくまで”代用であること”をご理解ください。
>TRPGについて
>クトゥルフについて
ある日のこと、メンバー内である提案が成されていました。それは…
「ゲームオフ会で京都に行かない?」
引きこもりゲームのオフ会会場を、誰かの家ではなく京都にしないか、というもの。わたしたちがしているのは、お家の中で遊べるアナログ式RPG。京都へわざわざ赴いて、引きこもりゲーム……?????? そんなの…そんなの…
\いくぅ~~~~!!/
お友達と京都も観光できて、オフセッションも出来るなんて…贅沢すぎる!わたしはちゃっかりしっかり「3月12日にお誕生日の人がいます」とアピールをし、旅行日とお誕生日がかぶるように催促をしたのでした…笑。
というわけで行ってきました京都へ…!
【旅行メンバー紹介】
わたしと来栖
マイペース甘えんぼ女とその彼ぴっぴ。STR(筋力)もDEX(俊敏性)もない。
ゲームのプレイスタイルは『いのちだいじに』。対人ではあざといと言われるドライモンスター。
れいちゃんと嵐ちゃん
マイペース甘えんぼ女その2とそのお姉ちゃん。顔がうるさい。
プレイスタイルは楽しさ重視で常識にとらわれないルーニータイプ。善人。
翔ちゃん
マイペースクール女。でも面倒見はいい。わたしとお誕生日が一緒。
プレイスタイルは『がんがんいこうぜ』。発狂はゲームの花!NPCは肉癖!なドライモンスター。
なっちゃんとゆじゅゆ
とにかくマイペースな女とその好きな人。でも面倒見はいい。
プレイスタイルは普通なのに、元がど天然なので…そういうことです。
レンちゃん
とても優しいが故に、マイペース女たちに振り回される運命に身を置く女。写真撮影が異様に上手い。
プレイスタイル云々より、周囲に振り回されている記憶しかない。
個性豊なメンバーだけどみんな仲良しで、ほぼマイペースです。
3月11日 出発の日
住んでる地方が近いレンちゃん、なっちゃんと一緒に新幹線で京都へ行きました。本当は翔ちゃんも近いのだけど、翔ちゃんは前日かられいちゃんのお家へお泊り、二人で京都駅へ向かうようです。
行きの新幹線でさっそく「クトゥルフをしよう!」とワンセッションプレイしました。KP(キーパー)はレンちゃん、PL(プレイヤー)はわたしとなっちゃんです。PC(プレイキャラ)はその場でぱたぱた用意しました。
その結果…
探索者(PC)の職業は火星探索者とシスター。偶然にもおじようじょの組み合わせでセッションをすることに。
「なんで!?」 A.PLがマイペースだから。
ホラーミステリー、謎解きあり戦闘ありの脱出系シナリオを上の二人で探索することに…。二人でせっせと探索を進めるうちに、おじさんばかりが核心に近づき、幼女はことごとく探索に失敗。それでもなんとか脱出ヒントになる手がかりを探します。探し…さが……
おじさん「小屋の外へ出ましょう!あちら側へ向かいます」
幼女「は、はい…!(?)」
よく分からないまま、おじさんが何か分かったことだけを悟っておじさんについていく幼女。クトゥルフはダイスの目によって結果が左右します。なので、出目が悪い時はとことんなにも情報が出ないままシナリオが進むこともあります…笑。
因みに、小屋の中で情報を探していたおじようじょですが、おじさんに火星での出来事を聞き、興味津々になりすっかり懐いてしまうという微笑ましいエピソード付きの探索でした。
他にも、おじさんが幼女を庇うためにその大きな体に抱え込み、茨を進み一人傷つく事や、
逆に、発狂し狂気に陥ったおじさんを幼女がなだめることも。
そんなこんなで色々なハプニングに驚かされつつも二人は無事に脱出できたのでした。
\やった~~~~!!/
…………そして、幼女は自身の身体に違和感を覚えます。
\…………え、/
やがて幼女は意識を手放します。そこで幼女視点のシナリオはエンディングを迎えました。そしておじさん視点はというと……一緒に車に乗って脱出した筈の幼女の姿はそこになく、幼女がいたシートには自分たちに襲いかかり、やっと逃げることのできた化物の姿が…………。というところで、このシナリオは両者視点共に終わります。その後は物語としてはえがかれず、クリア報酬の手続きを始めます。
クトゥルフというのは、謎をどの程度解き、どんな行動を起こしたかによりエンディングはがらりと変わります。そこが面白いところなのですが、まさかこんなエンドが待ち受けていたなんて。わたしとなっちゃんは、KPのレンちゃんに種明かしをせがみました。
実はこのシナリオ、最初から化物になるために身体になにか侵食されていたみたいです。そして一定数HPを削ることで、侵食していたいわゆる「毒」を取り除くことが出来るのです。しかし、おじさんはその善意で幼女のことを庇い続けていたため、幼女は一切傷つくことなくエンディングを迎え、目の前の人間を襲う、幼女としての自我のない化物と成り果てたのでした。わたしは好きです。
そうこうしているうちに新幹線は京都駅へ。ここでれいちゃんと翔ちゃんと合流です。どんなわくわくが待っているんだろうと、わたしはレンちゃんとなっちゃんに着いていくのでした。
待ってろ京都!